甘草とは

甘草の花・イメージ甘草(あまいくさ)と書く甘草はその主成分グリチルリチンにより甘味が強く砂糖の200倍も甘く、ビール・ウィスキーなどの飲料や調味用として幅広く乗用されています。

歴史は古く マメ科の多年性植物で、名前のようにその根は甘く、中国北部・シベリヤ等に分布しています。
根の高さは30〜70センチ、葉は卵円形で淡紫色の花が6〜7月に咲きます。

日本では年間約10,000トンが中国・旧ソ連・アフガニスタンなどから輪人されています。このうち食品の甘味料などに3分の2が使われ、残り3分の1が薬用にされます。

釈迦(おしゃかさま)降誕祭に甘茶を注ぐ行事は今でも日本で行なわれていますが、インド・中国ではこの灌仏会用の甘茶には甘草の煮汁が使われています。
エジプトではファラオの時代にマイサスという飲料に甘草が使用されたことが記録されています。
初期のエジプト人の間に甘草が高く評価されていたことは1923年ツタンカーメン王の墓地からたくさんの甘草が発掘されたことで明らかになりました。
日本には唐文化と共に甘草が入ってきて、当時渡来した貴重品である甘草が正倉院御物として現在も保存されています。

 

甘草の根

甘草の花

甘草の葉